大正琴は、1912年(大正元年)、名古屋大須森田屋旅館の長男森田吾郎(本名 川口仁三郎)が、
二弦琴をもとに、タイプライターのキーにヒントを得て発明した。
キーの配列はピアノの鍵盤と同様になっている。
発明時の音域は2オクターブであった。
発明時から金属製の弦が用いられたのだが、従来の日本の琴の弦は絹製であったため、
音色も従来の日本の琴とは違ったものであった。
また、鍵盤があるため、音高を初心者でも正確に出すことができるなど、比較的簡便に演奏可能である。
このため、日本では家庭用楽器として大正時代に流行したのだそうです。
「お母さんも、昔はよく弾いていたもんね」という
娘様の声が聞こえてきます。
私が弾いてみるから…あなた、手伝ってちょうだい。
一度、身体で覚えたことは一生ものなんですねぇ~。
やれることには、これからもドンドン挑戦していって欲しいですね。